仕事をラクにしたいなら「良いお客さん」を増やせ!!

こんちわ、クロです🐈

今回は「良いお客さんを増やすことで工数が減ってラクになる」というお話をしていこうと思います!!


僕ら軽貨物ドライバーは日々時間との勝負をしているわけですが、その中で意識しているのが「工数」です!!

「1配達」を「工数1」として、どれだけ無駄なく回れているかを確認します。

クロ

一発で落とす、これが至高。
女も一発で落とす、失敗したら、一発で落とされる(通報される)



1個の荷物を落とすのに3,4配達していけはダメ、その燃料代と手間はコストそのものです!!

じゃあ、どうやって工数を減らしていくのが良いか、色々とやり方はあるんですが、最も優先度の高いものを言うと…


「良いお客さん」を増やします!!



宅配業者にとっての「良いお客さん」とは、大きく2種類に分かれます。

『良いお客さん』とは、時間に配慮してくださるお客さん

☑ 時間指定を必ず守ってくれるお客さん
☑ 宅配ボックス・置配を希望してくれるお客さん

前者はリアルな話、自分でどうにかしようとしてできるものではありません。

「時間を守ってくれるお客さん」というのは、時間を大切にできる人であり、相手の時間を考えられる人です!!

そのため、輸送面や管理システムがしっかりしているヤマトに付く傾向にあります。

ヤマトの品質がいいのは、シッカリとした仕組み・システムの元、効率的な配達を行っているからです。

勝てる仕組みの中でやるから「最大手」に君臨し続けています。

他社はそこの意識が甘いです…

他社の品質が悪い理由

☑ 輸送段階の到着遅れ
☑ 倉庫作業者の誤仕分け
☑ 端末の管理システムの問題


ドライバー個人の努力では対応しきれない部分というのがどうしてもあります。

到着遅れということで謝罪し適切な対応をとった所で、それが何度も続くようであれば、ドライバーがやることやっても「ちゃんと時間通りに届く運送会社」に人は付きます。

経験値の高いドライバーがヤマトを選ぶ一番の理由はコレです…

クロ

一個人が何とかできる範疇にない、どうにもならん…


前者は一個人でどうこうできる問題ではありませんね、だから、後者に尽力します!!

郵便局と佐川は「置配厳禁」ですね、ただこの仕事って運送会社のコンセプトに則した配達をしたところで、お客さんから選んでもらえるわけではないんですよ。

だから、僕らには日々やっていかないといけないことがあります。

「提案」することです!!

要は、お客さんのニーズに合った条件で、荷物を届けることです!!

お客さんとコミュニケーションをとって、在宅時間をリサーチしまくる、そして、不在時には置配可能か確認しておくことが重要なんです。

利用者の立場からすれば、荷物はその日のうちに受け取りたいですし、再配達依頼はめんどくさい、18時以降になると再配依頼すら困難なんで、盗難の心配がなければ置いて帰ってもらった方が有難いですよね。

このようなニーズってお客さんとコミュニケーションをとって、その中で提案していかないと満たされません。

クロ

基本的に経営陣は置配を嫌がる、でも、現場はやってる。
会社は自己実現の場ではないから社員であればNG、でも、個人は社員じゃない、パートナーとして接してくれてるなら別、経費削減として扱うなら、僕らが優先するのはお客さん。

しかも、これって明らかに「win-win」な関係ですよね?

会社の決め事に付き合えば解雇の心配はないんでしょうが、従ってもお客さんから選ばれず荷物は減るし、不在が増えて自分の首を絞めるだけです。

置配クレームの処分が重いのならば、極論、そのような会社で宅配やる必要もないと思います。

この仕事は時間帯によって「配達可能件数」が違います。

午前に落とせる家庭もあれば、夜間にしか落とせない家庭もあります。

在宅時間を理解しないということは、その配達可能件数を理解できません。

クロ

宅配における実力とは、1時間当たり何個落とせるか…
トップドライバーは30~40個は配達します!!

だから、無駄打ちを繰り返し、そこに労力と燃料代を投資し、時間まで失います。

僕から言えることはただ一つ…

置配案件は全力でとりに行け!!




時間に囚われず100%落とせる「確定落ちポイント」、これを広げる価値、宅配においてどれほど重要な要素か分かるはずです。

午前中しか落ちない家庭が沢山あって手が回らない時、確定落ちポイントが分かっていれば、それは午後に回していいんです!!

もっと言うと、午前に持ち出す必要がなく、荷台を減らせるんです!!

午後は在宅率が下がり、荷物が落ちにくくなります。

この仕事は短時間で沢山落とすことも機会損失面で大切ですが、それよりもコンスタントに落としていけることが大切、軽貨物ドライバーは荷物落としてナンボで、足を止めてしまっては1円にもなりません。

確定落ちポイントを作っておけば、有意義に配達ができるようになりますね。

仕事は段取りが8割、ラクして170回りたいなら、残り2割の走力に頼るより、思考を走らせましょう!!

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この記事を書いた人

「黒の日生まれ」の元イクラちゃん。ブラック設計会社でハイハイしてましたがコロナを機に転職、現在は自営で運送してます。現場で働くドライバーの一人として、会社より個人を応援したい、仕事振る方が言えない現場のリアルをお届けします!!

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